平成23年2月24日
No.11-029
株式会社 いよぎん地域経済研究センター
愛媛の観光施設のホームページ内容調査について
~求められるインターネット情報発信力の強化~
株式会社いよぎん地域経済研究センター(略称IRC、社長 原 正恒)では、このたび下記のとおり、愛媛県内の観光施設のホームページについてその掲載内 容を調査した結果を取りまとめましたので、お知らせいたします。なお、詳細については、2011年3月1日発行の「調査月報IRC・2011年3月号」に 掲載いたします。
記
調査概要
2011年1月上旬にインターネット宿泊予約サイト大手3社(楽天トラベル、ヤフートラベル、じゃらんnet)に掲載されている県内宿泊施設を調べた。 また、愛媛県内の主要観光施設116施設を対象に、インターネットホームページ(以下HP)の開設状況と、掲載内容を調査した。なお、対象とした観光施設 は、愛媛県観光協会が県内観光の実態調査をする際に、その利用者数を指標に用いている施設の中から、入場料を徴収したり、物販・飲食など何かしら有料の部 門があったりする施設116ヵ所である。
調査結果要旨
- インターネット宿泊予約サイト大手3社のいずれかに掲載されている愛媛県内の宿泊施設は247で、県内のホテル・旅館数に占める割合は4割を超えている。
- 県内の主要な観光施設116施設のうち、独自にHPを開設しているのは65.5%で、残りの34.5%は、当該の市・町や観光協会等のHPでの施設紹介にとどまっている。
- HPでの掲載内容を見ると、利用料金、休日や営業時間、周辺地図、施設への行き方といった項目については、大半の施設のHPに掲載されている。
- 一方、周辺施設とのリンク、ブログの活用、携帯電話からのアクセスへの対応など、充分に活用が進んでいない部分もある。