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2024年11月更新
業種 | 現状→3ヵ月先の見通し | 最近の状況 |
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海面養殖
海面養殖 | 9月のマダイの浜値は930円/㎏前後と前月比で横ばい。消費動向に鈍さはあるものの、大サイズの在池量少なく当面は現在の相場水準を維持する見通し。ハマチの浜値も、890円/㎏前後と前月比横ばいで推移。県外産のサイズが小さいため出荷量は増加傾向となり、相場水準は維持した。 |
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水産加工品
水産加工品 | 削り節の原材料であるカツオのバンコク相場(国際相場)は、1トンあたり前月比100ドル値下がりの1,200ドル前後で推移。中西部太平洋の漁模様は好調が続くものの、世界的な製品需要の減退で下げ相場となった。 一方、国内相場は170円/㎏前後と前月比で10円の値上がり。季節商材として一定の需要はあり、高値圏を維持した。 |
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タオル
タオル | 9月のタオルの生産状況を表す今治地区の綿糸受渡数量は2,863梱で、前年同月比15.1%減となった。9月の綿糸価格は主力の20番手が121,500円/梱(前年同月比2.5%高)だった。9月12日に第19回「タオルソムリエ資格試験」が実施され、364人が受験して138人が合格、第1回からの通算合格者数は3,942人となった。 |
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製紙
| 印刷・情報用紙の8月の国内出荷は、前年同月比7.2%減で24ヵ月連続の減少。日向灘で発生した地震により、九州に工場のある情報用紙を中心に出荷が滞ったが、愛媛県内においては大きな影響は見られなかった。新聞用紙は前年同月比7.3%減で39ヵ月連続の減少となった。 | |
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衛生用紙 | 8月の国内出荷は、前年同月比5.3%増で2ヵ月連続のプラス。トイレ紙が同6.0%増、タオル紙が同10.4%増、ティシュが同0.6%減となった。インバウンドの増加で、宿泊施設や商業施設向けなどの業務用が堅調だったほか、南海トラフ地震臨時情報の影響で備蓄需要が発生した。 | |
紙加工など | 段ボール原紙の8月の国内出荷は、前年同月比3.6%減で2ヵ月ぶりの減少となった。天候不順の影響で青果物の生産が振るわず、飲料も月後半に失速した。また、台風10号の影響による出荷の滞りが響いた。 |
一般機械・金属製品・鉄鋼
一般機械 金属製品 鉄鋼 | 建設機械の8月の出荷額は、前年同月比19.7%減で2ヵ月ぶりの減少となった。北米向けは金利の高止まり、国内向けは製品値上げを背景として、いずれもレンタル会社が購入を手控えた可能性がある。産業機械・工作機械関連の受注環境は引き続き良好。 |
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造船
外航 | 手持ち工事量は3~4年分を有しており、安定している。日本船舶輸出組合によると、9月の輸出船契約実績は7隻・33万8千総トンで、トン数ベースで前年同月比61.3%減となった。8ヵ月ぶりに前年同月比マイナスとなったが、5年程先の2029年度竣工船の契約があった。船種別の内訳をみると、バラ積船が6隻・31万3千総トン、一般貨物船が1隻・2万5千総トンだった。 | |
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内航 | 手持ち工事量は1年程度を有している。日本内航海運組合総連合会によると、内航船の船齢は14年以上の隻数が3,353隻で66.3%を占めており、潜在的なリプレイス需要はある。しかしながら、船価と傭船料水準のかい離や船員不足などを背景に、船主の新造意欲は低 |
海運
外航 | BDI(バルチック海運指数)は一進一退。9月後半に急伸して2,100台まで回復したものの、10月10日に1,790まで下落した。ただ、大型のケープサイズは市況が堅調で、スポット傭船料は3万ドル台目前まで上昇している。日本郵船とオオノ開發は、船舶リサイクルの事業化に向けた共同検討で合意した。最新鋭の陸上解体・廃棄物処理の手法を導入し、環境や労働安全に配慮した船舶解体の実現を⽬指すとともに、鉄鋼資源の循環を促進するねらい。 | |
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内航 | 日本内航海運組合総連合会によると、8月の輸送量は、貨物船は前年同月比変わらず、油送船は同7.5%減だった。貨物船は鉄鋼や燃料(石炭、コークス)が増加した一方、紙・パルプや自動車、セメントが減少。油送船は台風の影響による避難や欠航などの輸送障害がみられた。特に白油(ガソリン・灯油・軽油)は出荷パターンの変更で輸送距離が伸びたことや船員の労働時間管理の問題もあり、輸送の遅れが発生している。 |
建設
建設 | 9月の県内の公共工事請負金額は、前年同月比7.7%増の248億円であった。「独立行政法人等」や「県」、「市町」は前年を上回ったものの、「国」では前年を下回った。8月の住宅着工戸数は前年を2.0%下回る478戸となった。利用関係別では「貸家」や「分譲住宅」、「給与住宅」は前年を上回ったものの、「持家」は前年を下回った。 |
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観光
観光 | 8月の道後温泉旅館宿泊客数は、前年同月比10.5%減の73,100人となった。8月8日の「南海トラフ地震臨時情報発令」に伴い宿泊予約キャンセルが相次いだ影響による。また、8月の県内主要観光施設入込み客数は、南予(同1.3%増)は前年を上回ったものの、東予(同1.5%減)、中予(同2.4%減)は前年を下回り、全体では同0.7%減となった。 |
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晴れ | 好調 ↑ ↓ 不調 | |
晴れ一部曇り | ||
曇り | ||
曇り一部雨 | ||
雨 |