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2025年2月更新
業種 | 現状→3ヵ月先の見通し | 最近の状況 |
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海面養殖
海面養殖 | 12月のマダイの浜値は930円/㎏前後と前月比で横ばい。消費の動きに弱さはあるものの、飼料値上げなど生産コストが上昇するなかで当面は現在の相場水準を維持する見通し。ハマチの浜値は、1,000円/㎏前後と前月比20円の値上がり。県内産の在池量少なく上昇相場となった。 |
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水産加工品
水産加工品 | 削り節の原材料であるカツオのバンコク相場(国際相場)は、1トンあたり前月比50ドル値上がりの1,550ドル前後で推移。中西部太平洋での漁模様が落ち着いたことに加え、製品在庫に一定の動きが出始めたことから上昇相場となった。一方、国内相場は270円/㎏前後と前月比で45円の値上がり。国内需要の高さから買いが強く、上昇した。 |
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タオル
タオル | 12月のタオルの生産状況を表す今治地区の綿糸受渡数量は3,200梱で、前年並みとなった。年間では前年比9.8%減の37,304梱で生産量の減少傾向が続いている。12月の綿糸価格は主力の20番手が121,500円/梱(前月比・前年同月比ともに変わらず)だった。輸出は11月の台湾向けが重量ベースで前年同月比2.5倍以上の顕著な伸び。 |
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製紙
| 印刷・情報用紙の11月の国内出荷は、前年同月比2.6%減で2ヵ月ぶりのマイナス。製紙各社が物流費や人件費上昇に対応して値上げを本格化した前倒し需要の反動が見られた。新聞用紙は、前年同月比7.1%減で42ヵ月連続の減少。デジタル化にともなう需要の低迷が続く。 | |
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衛生用紙 | 11月の国内出荷は、前年同月比1.2%増で2ヵ月連続のプラス。タオル紙は商業施設など業務用が好調で同10.2%増となった。トイレ紙は同0.4%増、ティシュが同2.9%減と、値上げによる前倒し需要の反動がみられる。 | |
紙加工など | 白板紙の11月の国内出荷は、年末商戦で菓子箱などの需要が増加したことに伴い前年同月比1.9%増と5ヵ月連続のプラスとなった。紙袋に使う包装用紙も同0.7%増で3ヵ月連続のプラスとなった一方、段ボール原紙は同2.5%減で2ヵ月ぶりのマイナスとなった。 |
一般機械・金属製品・鉄鋼
一般機械 金属製品 鉄鋼 | 建設機械の11月の出荷額は、前年同月比15.1%減で4ヵ月連続の減少となった。国内向けは油圧ショベルが同29.4%減と主力商品が低調だった。建機大手の値上げにより、レンタル店の駆け込み注文による反動が続いている。産業機械・工作機械関連の受注環境は引き続き良好。 |
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造船
外航 | 手持ち工事量は3~4年分を有している。日本船舶輸出組合によると、12月の輸出船契約実績は19隻・91万3千総トンで、トン数ベースで前年同月比27.5%減となった。船種別にみるとバラ積み船が14隻・71万5千総トン、油送船が5隻・19万9千総トンだった。なお、年間の受注量は1,116万総トンで、4年連続で1千万総トンを上回った。 | |
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内航 | 手持ち工事量は1年程度を有している。新造船価は、499GT型貨物船が720~740百万円、5,000klタンカーが3,000~3,500百万円でいずれも前年より5%程度上昇している。造船所側は、資機材価格や人件費などの上昇分を上乗せしたい一方、船価と傭船料水準の拡大を抑えるため、値上げに踏み切れていない。 |
海運
外航 | BDI(バルチック海運指数)は、1月15日時点で1,093となった。年末年始は例年荷動きが低調で、年明けに1,000を割り込んだが、中国の石炭輸入量が高水準を維持し、豪州やインドネシアからのケープサイズやパナマックスの輸送需要を下支えしている。LNG船は、冬場の暖房・電力需要期ながら船腹供給量が増加し、市況は前年を大きく下回っている。 | |
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内航 | 日本内航海運組合総連合会によると、11月の輸送量は、貨物船は前年同月比3.2%減、油送船は同0.9%減だった。貨物船は、鉄鋼や鉄鋼製品、コンクリート製品などの輸送が好調に推移した。油送船は、黒油が製油所装置不具合による転送需要で航海距離が長距離化している。白油は、ガソリンや航空燃料の需要が底堅く、船腹需給がひっ迫してケミカル船で輸送をカバーしている。 |
建設
建設 | 12月の県内の公共工事請負金額は、前年同月比3.8%増の106億円であった。「国」や「県」、「市町」では前年を下回ったものの、「独立行政法人等」では前年を上回った。11月の住宅着工戸数は前年を16.7%下回る435戸となった。利用関係別では「持家」は前年を上回ったものの、「貸家」や「分譲住宅」では前年を下回った。 |
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観光
観光 | 11月の道後温泉旅館宿泊客数は、前年同月比7.7%増の75,312人となった。また、11月の県内主要観光施設入込み客数は、東予(同3.0%減)は前年を下回ったものの、中予(同17.3%増)、南予(同6.3%増)が前年を上回り、全体では同9.1%増となった。 |
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晴れ | 好調 ↑ ↓ 不調 | |
晴れ一部曇り | ||
曇り | ||
曇り一部雨 | ||
雨 |