平成23年8月24日
No.11-111
株式会社 いよぎん地域経済研究センター
事業所の節電実施状況についてのアンケート結果
株式会社いよぎん地域経済研究センター(略称IRC、社長 山崎 正人)では、愛媛県内における事業所の節電状況についてアンケート結果を取りまとめましたので、お知らせいたします。
なお、詳細は、2011年10月1日発行の「調査月報IRC・2011年10月号」に掲載いたします。
記
調査結果要旨
- 県内の事業所に対して、今年の夏から新たな節電をしているかどうかを尋ねたところ、55.3%が「実施している」と回答した。
- この夏から実施した主な節電対策は、「冷房の設定温度を上げる(41.1%)」「照明を暗くする(24.2%)」、「クールビズの延長(24.1%)」などの身近なものであった。
- 今後実施を検討している対策としては、「LED照明の導入(43.6%)」、「エネルギー効率の良い機械への買替(33.0%)」との回答が多かった。
- 節電のために「サマータイムの実施」、「休日の変更」、「夏休みの長期化」など勤務体制を変更している事業所は少なかった。
- 新たな節電を実施している事業所の中で、節電のために投資した金額を尋ねたところ「10~100万円未満」が19.3%となった。少数ではあるが、「1千万円以上(2.6%)」投資したという事業所もあった。
- 今後も継続して節電に取り組みたいと考えている事業所が9割程度となっており、節電への取り組みは定着していきそうである。
- 節電が事業活動に与える影響を尋ねたところ、87.0%が「変わらない」と回答した。「プラス影響」が出ていると回答した事業所は8.7%で「マイナス影響」を4ポイント程度上回った。