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2021年5月更新
| 業種 | 現状→3ヵ月先の見通し | 最近の状況 |
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海面養殖
| 海面養殖 |   | マダイの浜値は540円/㎏前後と記録的低迷が続いている。ただ、量販店や回転寿司での好調な販売によって過剰な在池量が解消しつつあり、浜値は上昇に転じている。ハマチの浜値は750円/㎏前後。販売好調で３年魚はほぼ出荷が終了するなど、ここ２ヵ月で約100円/㎏上昇した。 |
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水産加工品
| 水産加工品 |  | 削り節の原材料であるカツオは、バンコク相場（国際相場）では、水揚げ量の減少により1,300ドル/トン前後と先月から若干上昇した。一方、国内相場は130円/㎏前後と、先月より下落した。蒲鉾は、巣ごもり需要により量販店などからの引き合いが強く、引き続き販売は好調を維持している。 |
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タオル
| タオル |  | ４月のタオルの生産状況を表す今治地区の綿糸受渡数量は3,816梱で、前年同月比20.2％増となったが、コロナ前の2019年４月比では２割以上減少している。綿糸価格は、人権問題への懸念で、中国綿（新疆綿）から米国綿への代替需要が増加。タオル向け主力の20番手価格は、年初と比べ２割上昇している。 |
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製紙
印刷・情報用紙 | | 印刷・情報用紙の３月国内出荷は、前年同月比3.6％減と20ヵ月連続の減少。一都三県の緊急事態宣言解除（３/21）や、大型連休に向けた需要の持ち直しがみられた。新聞用紙は同2.0％減で３年５ヵ月連続の減少となったが、紙面数の増加がみられ減少幅は縮小した。 |
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| 衛生用紙 |  | ３月の国内出荷は前年同月比20.3％減で２ヵ月連続の減少。昨年３月に需要が大幅に増加した反動により、トイレ紙が同24.4％減、ティシュは同15.5％減、タオル用紙は同8.6％減。タオル用紙は14ヵ月ぶりの前年割れとなった。しかし、衛生意識の高まりを背景に、今後も安定した需要が見込まれる。 |
| 紙加工など | | 段ボール原紙の３月の国内出荷は、前年同月比5.9％増と４ヵ月連続増加。白板紙も同1.4％増で20ヵ月ぶりにプラスとなった。通販向けが堅調だったことが寄与した。 |
一般機械・金属製品・鉄鋼
| 一般機械 金属製品 鉄鋼 | | ３月の建設機械の出荷は、欧米豪向けの輸出が引き続き好調で、前年同月比17.0％増と５ヵ月連続の増加となった。産業機械の受注はやや低調で、中でも造船向けのパワークレーン需要が乏しい。プラント関連は、大手企業の設備投資意欲減退や年度替わりの端境期要因などで、やや動きが鈍い。 |
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造船
| 外航 | | 日本船舶輸出組合によると、４月の輸出船契約実績は15隻・172万７千総トンで、トン数ベースで前年同月の7.8倍となった。海運市況の回復でコンテナ船やバルカーの新規の引き合いが増加し、今後の受注増に期待がかかる。ドルに対する人民元高や鋼材価格の上昇で、中国造船所との船価差も縮小傾向。 |
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| 内航 | | 手持工事は１年程度を有している。貨物船・タンカーとも引き合いは少なく、厳しい受注環境が続く。前身の船腹調整事業以来、半世紀超にわたって行われた「内航海運暫定措置事業」が８月に終了する予定で、秋以降の商談増加が期待される。 |
海運
| 外航 | | BDI（バルチック海運指数）は、中国の旺盛な鉄鉱石需要を背景に、 3,000台を回復。ケープサイズバルカーのスポット傭船料も７年ぶりに４万ドル/日を突破。コンテナはアジア出し北米向けの１～３月の輸送量が前年比約８割増と旺盛。近海船は中国向け鋼材輸送の荷動きが回復し、市況は堅調に推移。 |
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| 内航 | | ３月の国内粗鋼生産量は13ヵ月ぶりに増加となったが、貨物船の原料・鋼材とも輸送需要の回復には至っていない。タンカーは、黒油（重油）、白油ともに前年を下回る水準が続いている。運賃・傭船料は、前年並を維持。 |
建設
| 建設 | | 4月の県内の公共工事請負金額は、前年同月比37.8％増の196円だった。発注者別では、「国」と「県」で前年を大幅に上回った。３月の住宅着工戸数は前年を1.1％上回る723戸となった。利用関係別では、「持家」「貸家」「分譲住宅」が前年を上回った。 |
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観光
| 観光 | | ３月の道後温泉宿泊客数は前年同月比7.6％減の41,651人となった。卒業旅行シーズンであり、１月・２月と比べやや客足が戻ったが、コロナ前の2019年３月比では46.2％減と低迷している。３月の県内主要観光施設入込み客数は、新型コロナの影響で大幅に落ち込んだ前年の反動で、前年同月比4.0％増と13ヵ月ぶりに前年を上回った。 |
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凡例
 | 晴れ | 好調 ↑ ↓ 不調 |
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| 晴れ一部曇り | |
| 曇り | |
| 曇り一部雨 | |
 | 雨 |
