平成21年8月27日
No.09-128
株式会社 いよぎん地域経済研究センター
NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」放映に関する
第1回アンケート調査結果
株式会社いよぎん地域経済研究センター(略称IRC、社長 原 正恒)では、今年11月から3年にわたって放映されるNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」に関連するアンケートを下記のとおり取りまとめましたのでお知らせいたします。なお、詳細については、2009年9月1日発行の「調査月報IRC・2009年9月号」に掲載いたします。
記
【調査概要】
ドラマ放映の認知度や松山等への来訪意向を把握するため、当社運営のホームページを通じたインターネットアンケートとし、全国から2,576名の回答を得た。
【調査結果要旨】
- 小説「坂の上の雲」を知っている人の割合は、全体では47.4%だったが、40代以下は40.6~43.0%、50代では60.4%、60歳以上では75.1%と、40代以下と50代以上で差がみられた。
- ドラマ放映を知っている人の割合は37.7%であった。小説「坂の上の雲」を知っている人に限ると68.9%だったのに対し、小説を知らない人では9.6%と低かった。
- 松山を訪問したことがある人の割合は、「東海・北陸」以北では16.1~33.1%と低かったが、松山へ「行ってみたい」という人の割合は、「東海・北陸」以北でも68.2~76.1%と高く、潜在的な来訪の思いは強いと思われる。
- 松山を訪問する際に、松山以外で寄りたい所としては、「四万十・足摺周辺」「徳島・鳴門」などの、愛媛以外の場所を挙げる人が40%以上と比較的多く、日程も「2泊3日」が52.0%となるなど、広域観光のニーズが高いことがうかがえる。