平成22年3月5日
No.10-036
株式会社 いよぎん地域経済研究センター
NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」放映に関する 第2回アンケート結果
株式会社 いよぎん地域経済研究センター(略称IRC、社長 原 正恒)では、昨年11月から12月にかけて放映されたNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」第1部に関連するアンケートを取りまとめましたのでお知らせいたします。なお、詳細については、2010年4月1日発行の「調査月報IRC・2010年4月号」に掲載いたします。
記
【調査概要】
今年2月にドラマ放映に関するアンケートを行い、放映後の変化などを調べた。今回の調査は、昨年7月に続き2度目の調査であり、全国から3,067名の回答を得た。
なお、今回も、インターネット懸賞サイトを利用した参加型アンケートとしたため、「坂の上の雲」に関心の強い方の回答が多かったことを前提にお考えいただきたい。
【調査結果要旨】
- 小説「坂の上の雲」を知っている割合は、前回の47.4%から今回70.8%へと、ドラマ放映については、同じく37.7%から81.5%へと、ともに大幅な上昇となった。
- 松山への来訪は、今回は「ぜひ行ってみたい」が45.1%、「機会があれば行ってみたい」が51.5%で、合わせると96.6%となり、前回の76.1%を20ポイント以上上回った。
- ドラマを見た人の割合は45.7%と高く、また、ドラマを見た人のうち56.1%が、「ドラマを見て、行ってみたくなった」と答えており、ドラマが松山への来訪意向を押し上げる大きな要因になったと推測される。
- ドラマ放映によって、松山への来訪意向は、大きく上昇したとは言え、実際の来訪につなげるためには、情報発信・PRなどのほか、価格を含めて魅力的な旅行商品を用意するなどの取り組みが必要となろう。