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2022年8月更新
業種 | 現状→3ヵ月先の見通し | 最近の状況 |
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海面養殖
海面養殖 | マダイの浜値は800円/㎏前後と前月比で約30円値上がりした。販売量が増加しているにもかかわらず、品薄状況が変わらないことが要因。原油などの価格高騰の影響は避けられず、今後も価格は上昇傾向が続くと予想される。ハマチの浜値は、1,210円/㎏前後と前月比約100円値上がりした。在池尾数不足は変わらず、高値での推移は継続する見込み。 |
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水産加工品
水産加工品 | 削り節の原材料であるカツオは、バンコク相場(国際相場)では前月比約15%下がり、1,500~1,550ドル/トンとなっている。中部太平洋やインド洋での漁獲が増えていることが要因。昨年夏から漁獲量は不振が続いていたが、今春以降は回復傾向にある。ただ、7月からは集魚装置を用いた漁の禁漁期間に入るため、7月以降も同様の水揚げがあるか注視が必要。 |
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タオル
タオル | 6月のタオルの生産状況を表す今治地区の綿糸受渡数量は4,091梱で、前年同月比20.6%増となった。イベント向けの別注品や宿泊業向けの業務用タオルなどの受注が回復している模様。綿糸相場は、主力の20番手が150,500円/梱と9ヵ月連続で上昇。今治市は、市内の宿泊業者が「今治タオル」を新規導入した場合の代金を一部補助する事業を始めた。 |
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製紙
印刷・情報用紙 | 印刷・情報用紙の5月の国内出荷は、前年同月比6.3%減で2ヵ月連続の減少。人流の回復を受け、一部のチラシやパンフレットの動きは良かったが、円安や原料高など経済の先行き懸念から全体としての盛り上がりに欠けた。新聞用紙は前年同月比5.8%減で12ヵ月連続の減少。大王製紙は、8月出荷分より印刷・情報用紙の値上げ(15%以上)を実施する。 | |
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衛生用紙 | 5月の国内出荷は、前年同月比6.8%減で7ヵ月ぶりの減少。トイレ紙が同6.5%減、タオル用紙が同7.4%減、ティシュが同7.4%減とそれぞれ減少した。製紙各社の値上げ実施前の需要前倒しの反動減に加え、一部メーカーのシステム更新による出荷調整が影響した。 | |
紙加工など | 段ボール原紙の5月の国内出荷は、前年同月比0.1%減で2ヵ月連続のマイナス。飲料や通販向けは堅調だったが、自動車関連を中心に工業製品向けが部品不足などの影響で低調だった。包装用紙は、5月の国内出荷は前年同月比2.5%増で14ヵ月連続の増加となった。 |
一般機械・金属製品・鉄鋼
一般機械 金属製品 鉄鋼 | 港湾・工場向けのクレーンや、電力会社・化学プラント会社向けの製缶の受注が低下傾向。世界的には金融引き締めの局面で、景気先細り観測から投資を控えているところがあるようだ。建設機械は5月の出荷が前年同月比12.4%増で19ヵ月連続増加と好調。住友グループ工場のメンテナンスや、半導体関連も安定した受注を確保している。 |
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造船
外航 | 手持ち工事量は2~2年半程度を有している。日本船舶輸出組合によると、6月の輸出船契約実績は38隻・159万8千総トンで、前 年同月比24.2%減だった。前年比では減少幅が大きいものの、バルカーを中心に自動車運搬船やタンカー、LPG・アンモニア運搬船など多様な船種が成約された。一方、鋼材や資機材価格が上昇しており、「船価を提示しにくい」という声も聞かれる。 | |
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内航 | 手持ち工事量は、1~1年半程度を有している。業界全体では、フェリーやRORO船の大型化やLNG燃料化などの動きが注目されている。一方、県内造船所においては、貨物船やタンカーなど主力の船種は、受注環境や収益面で厳しい状況が続いている。 |
海運
外航 | バルカー市況は下落している。BDI(バルチック海運指数)は7月6日に2,043まで低下している。穀物の荷動きが減少し、ハンディマックスやパナマックスサイズなどの運賃・傭船料が下落している。コンテナは、輸送量は堅調で、アジア発北米向けは過去最高水準が続いているが、船舶の大型化などで需給は軟化し、運賃は低下傾向にある。 | |
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内航 | 内航海運組合総連合会によると、5月の輸送量は、貨物船が前年同月比8.5%減、タンカーが同0.5%減となった。半導体や部品不足に よる自動車の減産により、自動車の荷動きが低迷している。また、石炭火力発電所の停止がみられたため、燃料(石炭)が大幅に減少した。タンカーは重油が伸びたほか、航空燃料の需要も回復している。 |
建設
建設 | 6月の県内の公共工事請負金額は、前年同月比19.4%減の144億円であった。「国」が前年を上回ったものの、「独立行政法人等」や「県」「市町」で前年を下回った。5月の住宅着工戸数は前年を3.0%下回る623戸となった。利用関係別では、「貸家」が前年を上回ったものの、「持家」や「分譲住宅」が前年を下回った。 |
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観光
観光 | 5月の道後温泉旅館宿泊客数は、前年同月比317.1%増の58,630人と、6ヵ月連続で前年を上回った。主要観光施設入込み客数は、東予(前年同月比210.9%増)、中予(同293.2%増)、南予(同56.1%増)とすべての地域で前年を上回り、全体(同131.1%増)でも、3ヵ月連続で前年を上回った。 |
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凡例
晴れ | 好調 ↑ ↓ 不調 | |
晴れ一部曇り | ||
曇り | ||
曇り一部雨 | ||
雨 |