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2023年5月更新
業種 | 現状→3ヵ月先の見通し | 最近の状況 |
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海面養殖
海面養殖 | 3月のマダイの浜値は920円/㎏前後と前月比で横ばいだった。在池尾数は少なめだが、春の需要期を前に消費動向を様子見する相場となった。ハマチの浜値は、1,220円/㎏前後と前月比で約60円の値下がりとなった。秋口くらいまでは在池尾数が少ない状況が続くため、現在の水準での推移が見込まれる。 |
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水産加工品
水産加工品 | 削り節の原材料であるカツオのバンコク相場(国際相場)は、1トンあたり1,680ドル前後と前月比70ドル値下がりしたが、製品在庫薄から上昇傾向を見込む。一方、国内相場は265円/㎏前後と前月比35円の値上がりとなり、依然として高値圏で推移している。 |
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タオル
タオル | 3月のタオルの生産状況を表す今治地区の綿糸受渡数量は3,886梱で、前年同月比では7.1%減となった。綿糸価格は主力の20番手が156,500円/梱で、同16.8%高となっており、依然として高い水準にある。5月13・14日に各タオルメーカーによるタオル製品を展示・即売する「今治タオルフェア」が開催される。 |
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製紙
印刷・情報用紙 | 印刷・情報用紙の2月の国内出荷は、前年同月比6.0%減で6ヵ月連続の減少。印刷用紙は雑誌を中心に低調な動きで、情報用紙も値上げの影響を受け、使用量削減の動きが継続している。新聞用紙は前年同月比7.8%減で21ヵ月連続の減少となった。 | |
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衛生用紙 | 2月の国内出荷は、前年同月比14.2%減。ティシュは同21.4%減で5ヵ月連続減、トイレ紙も同14.2%減で3ヵ月連続減、8ヵ月連続で増加していたタオル紙も同0.1%の減少に転じた。1~2月にかけての製品値上げを受けた買い控えが影響した。 | |
紙加工など | 段ボール原紙の2月の国内出荷は、前年同月比1.1%減で5ヵ月連続の減少。青果物向けは寒波、工業製品向けは部品不足が響き低調だった。加工食品向けは、食品値上げが相次いだことによる消費マインドの落ち込みが影響した。需要が底堅かった通販・宅配向けも、物価高の影響で振るわなかった。 |
一般機械・金属製品・鉄鋼
一般機械 金属製品 鉄鋼 | 建設機械の2月の出荷額は、前年同月比19.7%増で28ヵ月連続の増加となった。北米向けは、油圧ショベルや住宅向けのミニショベルが好調。ただ、稼働率の目安とされる補給部品の輸出が同12.3%減と3ヵ月連続減少している。国内向けは大型機械の売上伸長に加え、単価自体も上がっているようだ。地場の住友グループ関連工場メンテナンスや、半導体関連は安定した受注を確保している。 |
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造船
外航 | 手持ち工事量は2~3年半程度を有している。日本船舶輸出組合によると、3月の輸出船契約実績は23隻・98万2千総トンで、トン数ベースで前年同月比46.3%減だった。2022年度累計の契約実績は280隻・1,174万1千総トンで、トン数ベースで前年度比17.9%減だった。前の年度を下回ったものの、好不況の目安となる1,000万総トン台を維持している。 | |
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内航 | 国土交通省の造船統計速報によると、2月の国内船(内航船)の竣工実績は、油送船1隻、3,750総トンだった。また同統計によると、受注はゼロ、起工は3隻(自動車航送船2隻、その他1隻)だった。資機材価格や人件費が高騰しており、収益面では厳しい状況が続いている。 |
海運
外航 | バルカー(ばら積み船)の荷動き・市況は回復している。BDI(バルチック海運指数)は1,400台まで上昇。中国向けの鉄鉱石や石炭の荷動きが堅調に推移すると見込まれている。複数の船主は、新造船価の高止まりを見越して中小型バルカーを発注する動きがみられる。コンテナは主力のアジアから北米向けの荷動きが鈍化しており、船腹需給は軟化している。 | |
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内航 | 内航海運組合総連合会によると、2月の輸送量は、貨物船が前年同月比1.5%増、タンカーが同1.0%減だった。主力の鉄鋼は粗鋼・鋼材の生産量が減少しており、荷動きは低水準。タンカーは火力発電所向けの黒油の輸送需要が減少。白油は移動制限の緩和でジェット燃料の需要が活況を呈している半面、気温の上昇で灯油の需要は減少。 |
建設
建設 | 3月の県内の公共工事請負金額は、前年同月比46.2%増の289億円であった。「国」や「独立行政法人等」、「県」、「市町」のすべてで前年を上回った。2月の住宅着工戸数は前年を13.5%上回る504戸となった。利用関係別では、「持家」は前年を下回ったものの、「貸家」や「分譲住宅」は前年を上回った。 |
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観光
観光 | 2月の道後温泉旅館宿泊客数は、前年同月比114.8%増の64,981人と、15ヵ月連続で前年を上回った。 2月の県内主要観光施設入込み客数は、東予(前年同月比56.7%増)、中予(同72.0%増)、南予(同21.8%増)、すべての地域が前年を上回り、全体では同42.4 %増と、2ヵ月連続で前年を上回った。 |
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凡例
晴れ | 好調 ↑ ↓ 不調 | |
晴れ一部曇り | ||
曇り | ||
曇り一部雨 | ||
雨 |