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2023年7月更新
業種 | 現状→3ヵ月先の見通し | 最近の状況 |
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海面養殖
海面養殖 | 5月のマダイの浜値は920円/㎏前後と前月比で横ばいだった。1尾2キロサイズには品薄感もみられるが、販売動向の様子見から安定した相場となった。ハマチの浜値は、1,080円/㎏前後と前月比で約40円の値下がりとなった。春先は販売動向に鈍さがみられることと、在池尾数が適正数量に戻りつつあることから値下がり傾向を見込む。 |
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水産加工品
水産加工品 | 削り節の原材料であるカツオのバンコク相場(国際相場)は、1トンあたり2,000ドルと前月比で横ばいだった。中西部太平洋での漁模様が悪く、現地での在庫薄から高値を維持した。一方、国内相場は280円/㎏前後と約20円の値上がりとなった。地元加工業者の在庫薄が解消されず、高値で推移している。 |
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タオル
タオル | 5月のタオルの生産状況を表す今治地区の綿糸受渡数量は3,374梱で、前年同月比では10.6%減となった。業務用タオルの受注が増加傾向にあるものの、物価高の影響を受け、ノベルティの需要などが落ち込んでいる。綿糸価格は主力の20番手が128,500円/梱、同11.7%減となった。 |
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製紙
印刷・情報用紙 | 印刷・情報用紙の4月の国内出荷は、前年同月比4.7%減で8ヵ月連続の減少。雑誌を中心に出版向けの不振が続いている。新聞用紙は前年同月比11.1%減で23ヵ月連続の減少となった。 | |
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衛生用紙 | 4月の国内出荷は、前年同月比13.8%減。年初からの値上げを見越した前倒し需要の反動が影響した。ティシュは同17.0%減で7ヵ月連続の減少。トイレ紙(同13.3%減)やタオル紙(同10.0%減)も好調だった前年の反動などが影響し、品種問わず前年割れとなった。 | |
紙加工など | 段ボール原紙の4月の国内出荷は、前年同月比5.3%減で7ヵ月連続の減少。飲料や加工食品など、値上げによる買い控えの影響で荷動きが低迷している。白板紙は同2.0%減で4ヵ月連続の減少。新型コロナの5類移行後の観光需要回復による土産物用の白板紙需要増加に期待がかかる。 |
一般機械・金属製品・鉄鋼
一般機械 金属製品 鉄鋼 | 建設機械の4月の出荷額は、前年同月比31.1%増で30ヵ月連続の増加と好調が続く。国内向けの油圧ショベルが同25.6%増、建設用クレーンが同25.1%増と底堅い。北米向けで前年の部材不足が解消され同70.9%増と大幅増加となるなど、海外向けも好調だった。地場の住友グループ関連工場メンテナンスや、半導体関連は安定した受注を確保している。 |
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造船
外航 | 手持ち工事量は2〜4年程度を有している。日本船舶輸出組合によると、5月の輸出船契約実績は19隻・49万9千総トンで、トン数ベースで前年同月比57.5%減だった。鋼材・資機材価格の上昇で、船価は高止まりしている。多くの造船所では、工期の長い自動車運搬船や新燃料船への対応、人手不足の深刻化などで、操業水準の引き上げが厳しい状況にある。 | |
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内航 | 手持ち工事量は1年程度を有している。国土交通省の造船統計速報によると、4月の主な国内船(内航船)の竣工実績(漁船を除く)は、油送船1隻、その他用途1隻合わせて4,979総トンだった。建造コストは上昇しているが、傭船料水準とかい離しており、受注環境は厳しい状況が続いている。 |
海運
外航 | バルカー(ばら積み船)の市況は軟調。BDI(バルチック海運指数)は約4ヵ月ぶりに1,000を割り込んだ。中国向けの鉄鉱石輸送が鈍化しており、市況が下落している。中国の景気減速の懸もあり、先行きの見通しは不透明。近海船は日本向けのバイオマス燃料を除いて荷動きは落ち着いており、スポット傭船料は前年同期比で約5割低い6,000ドル/日程度となっている。 | |
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内航 | 内航海運組合総連合会によると、4月の輸送量は、貨物船は前年同月比2.2%減、タンカーが同1.1%減だった。造船所や海運会社などからなる内航ミライ研究会が開発した「SIM-SHIP(シムシップ)」が「バリシップ2023」で公開された。各種機器の電動化によるGHG削減や、デジタル技術の導入による船員の労働環境改善などが期待され、多くの注目を集めた。 |
建設
建設 | 5月の県内の公共工事請負金額は、前年同月比12.6%増の107億円であった。「県」が前年を下回ったものの、「国」や「独立行政法人等」、「市町」は前年を上回った。4月の住宅着工戸数は前年を31.7%下回る488戸となった。利用関係別では、「持家」や「貸家」、「分譲住宅」のすべてで前年を下回った。 |
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観光
観光 | 4月の道後温泉旅館宿泊客数は、前年同月比21.3%増の57,011人と、17ヵ月連続で前年を上回った。 4月の県内主要観光施設入込み客数は、東予(前年同月比15.9%増)、中予(同16.2%増)、南予(同2.4%増)、すべての地域が前年を上回り、全体では同9.8%増と、4ヵ月連続で前年を上回った。 |
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凡例
晴れ | 好調 ↑ ↓ 不調 | |
晴れ一部曇り | ||
曇り | ||
曇り一部雨 | ||
雨 |